プロ野球2017年がスタートして約2カ月近くたとうとしていますが、
昨年は3位でクライマックスシリーズへ初出場した横浜DeNAベイスターズが、今年は苦戦していますね。
5月21日現在で、借金4で5位となっています。
ペナントレースの前半戦が終わるオールスターまで、まだあと1カ月半ほどありますが、ライバルはどのような状況なのでしょうか?
そして最終的には何位になっているのでしょうか?
ライバルチームの状況は?
昨年は、オールスター休みに入る時点(7月中旬)で借金4でAクラスという成績でした。
借金の数で言えば同じくらいなのですが、それでも5位という数字を見ると、少し心配になりますね。
今の状況でいうと、阪神が頭1つ抜け出していて貯金10、広島が貯金5、巨人が貯金1、ヤクルトが借金4ということで、あまり大きな差があるわけではありません。
ただ、大きな流れでいうと、中日とヤクルトがだんだんと調子が良くなっている中で、横浜はジリジリと調子が悪くなっています。
特に、ヤクルトというチームは、いったん調子が付くと、どんどんと上がっていく傾向があります。
2014年に最下位だったのに2015年に優勝したというのも、ヤクルトが調子づくと一気に爆発するチームであることが言えます。
理由は、おそらくですが、いつもあまり人気があって注目されているチームではないので、いったん注目され始めると、選手がますます頑張りだすという好循環が生まれるからではないかと予想されます。
今年は、バレンティンも比較的好調ですし、投手陣も館山が戻ってくればさらに上積みが期待され、このままの調子でいけば、Aクラスも夢ではなくなっています。
中日は、今年から森監督に代わり1年目ということで、まったく期待されていませんでしたが、開幕してから断トツの最下位を走っていました。
それが、ここに来て、徐々に調子をつかんできていて、借金も8という状況です。
森監督は、非常に厳しいコワイ監督のように思われがちですが、実際には、人情味のある兄貴分的な人のようです。
そして、あの落合GMが監督時代からとても信頼していたコーチだったということで、優秀な指導者なのだと思います。
昨年の谷繁監督は、落合GMとの不仲がささやかれていましたが、今年はそれがなく、チームの雰囲気は少しは良くなっているのではないかと言われています。
そこが昨年との一番の違いだと思われます。
今年は何とか5位にすべりこみ、来年以降の復活にチーム一丸となって取り組んでくるのではないでしょうか?
横浜ベイスターズは最終的には最下位?
そんな中で、横浜DeNAベイスターズは、昨年のラミレス監督1年目という新鮮味もなくなり、
守護神の山崎康晃の不調、4番の筒香のホームラン欠乏症など、なかなか良いニュースがありません。
ここで新しい選手が成長したり、上積みがあれば良いのですが、新人1年目の濱口投手も最近は結果が出ておらず、昨年の新人の今永投手も不調となっていて、
絶好調といわれる人が現時点では誰もいません。
このままオールスター頃までは、大きな連敗はないとしても、1勝2敗ほどのペースでズルズルと落ちていき、オールスター休み前には借金10、5位で終了すると予想しています。
今年の横浜DeNAベイスターズには盛り上がりに欠ける雰囲気があり、爆発的に勝ち続けることは難しく、
結果的に、最後まで調子が上がることなく、シーズン終了時には、借金20の最下位となるのではないでしょうか?
そうならないことを祈るのみですが、、、何とか、まずは筒香選手と山崎康晃投手の復活、若手投手の奮起に期待しましょう!