埼玉県の公務員ランナー川内優輝(30)が、世界陸上で9位でしたね。
いったんは14位まで落ちていたのに、ラスト5キロほどで、一気に9位まで順位を上げて、最後のゴール直前では、残り3秒ほどの差で8位入賞を逃してしまいました。
今回の世界陸上で、川内優輝は、日本代表は引退することを表明していましたが、そんな中で、ギリギリ入賞を逃すというのは、あまりに悔しい終わり方だったのではないでしょうか?
今回の世界陸上で、日本代表のラストと宣言していますが、今までオリンピックには1回も出場できず、世界陸上は今回が3回目ということで、ファンとしては、オリンピックにも1回は出てほしかったと思っているはずです。
川内優輝は、本当に、このまま日本代表を引退してしまうのでしょうか?
そして、それ以外の日本人選手で、誰が今後の日本マラソン界で期待されているのでしょうか?
川内優輝の引退撤回の可能性は高い?
そもそも、川内優輝は、なぜ日本代表から引退すると発言していたのでしょうか?
それは、特に、自分の能力の限界を感じていたということではなく、2019年のドーハの世界陸上、2020年の東京オリンピックは、30度を超える猛暑が予想されるため、良い成績を取ることができないと考えていて、それならロンドン世界陸上をマラソン人生の集大成にしたいという考えだったようです。
2017年7月現在でも、『成長を感じており、今から数年間が競技人生のピークだと考えている』ということも話しています。
ただ、『本番で結果を残せない選手は代表に選ばれないほうがいい』ということを以前から主張していて、苦手な猛暑である2019年のドーハ世界陸上、2020年の東京オリンピックは出たくないということで、ロンドン世界陸上を『最後なので、全てやる』という気持ちでやってきました。
そんな中で、今回、8位入賞をわずか残り3秒の差で逃してしまうという悔しい結果になりました。
まだ川内優輝はレース後2時間たってもインタビューを受けていないですが、おそらく、悔しくてしかたなくて、コメントする気にもならないという状態だと思われます。
有終の美を飾りたいと願っていた結果がこれでは、引退するにもしきれないという気持ちになっているのではないでしょうか?
東京オリンピックの有望選手は?
それでは、もし川内優輝が代表引退をしたとした場合、今後、東京オリンピックで日本代表を引っ張る存在は誰になるのでしょうか?
一番は、日本長距離界の期待の星である大迫傑(26)ではないでしょうか?
3000メートルと5000メートルの日本記録をもっており、1万メートルでは2年連続での日本選手権優勝ということで、すでに日本の長距離トラックではエースとなっています。
そして、今年4月のボストンマラソンでは、初マラソンにもかかわらず2時間10分28秒で3位となり、日本人では瀬戸利彦以来で初めてボストンマラソンの表彰台に立ち、今、最も勢いに乗っています。
そもそも、イケメンランナーとして有名ですし、奥さんは元SKE48の橋本あゆみというアイドルだったということで、スター性も持ち合わせています。
川内優輝には、是非、東京オリンピックも頑張ってほしいですが、もしいなくなった後は、この大迫傑に日本マラソン界を引っ張っていってほしいですね。
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