昨日の大河ドラマ『おんな城主 直虎』の33話をご覧になりましたか?
敵なのか味方なのかわからない謎の家臣として、このドラマでは一番の見どころとなっていた高橋一生演じる小野政次が、ついに壮絶な死を遂げましたね。。
大河ドラマのファン、高橋一生のファンにとっては、日曜夜の嫌でもテンションが落ちる時間帯に、あまりにも衝撃的な、磔(はりつけ)の刑で刺し殺されて血を吐いて死ぬというシーンにショックで眠れない日を過ごした人も多いのではないでしょうか?
私も、昨日は、見終わった後に、『小野政次とは歴史上でどんな人物だったのだろう』とネットで調べたりと、なかなか寝付けない1日でした。
小野政次という人物は、歴史上では、家臣でありながら、今川家の目付役として、井伊家の動きを今川家に報告することで、主君の井伊直親を死に追いやったり、井伊直虎から領地を奪い取る等、井伊家にとってはやはり『敵』だったという見方が大半なようです。
ただ、実際には、今回の大河ドラマのように、実は井伊直虎との関係は良好で、井伊家のために動いていたのではないかという説もあるということで、このドラマでは、その微妙なポジションを、見事にうまく演出していましたね。
はっきり言って、今回のこの小野政次の演技というのは、とてもレベルが高いと思います。
今までの大河ドラマでも、ここまで謎めいていて、それでいて温かみがあり、深みがある役というのはなかったのではないでしょうか?
世の中では、どのような生声&評価になっているでしょうか?
また、今後、この小野政次(高橋一生)が『おんな城主 直虎』からいなくなることで、どのような影響があるのでしょうか?
高橋一生は今後5年は安泰?
昨日の大河ドラマ『おんな城主 直虎』の口コミ&評価を調べてみました。

昨日の大河ドラマの録画観たけど、高橋一生の迫真の演技で号泣した。

昨日の直虎の政次のシーンは泣けました ああゆうかたちになるとは想像つかなかったです。

昨日の直虎、あれはあかん。 しんどい。終始しんどかった。 みなさん言っていますが、やっぱり高橋一生の死ぬ演技やばいですね…。

大河の高橋一生の最期、真意を逆の表現で表すという素晴らしい場面でしたよ。

高橋一生さんは 台詞だけでは表しきれない内面の感情を 目の動きや 微かに浮かべる笑みや そういう機微をサラリと表現するから グググ〜〜っときちゃうんだよね… 神がかり的キャスティングだったな… あれ一生さんじゃなければ ただのグロテスクなシーンになってたかも。

大河史上最高のラブシーンでした。そして生き様でした。 高橋一生さんお疲れ様でしたですね。

高橋一生が流行りだけど、舞台見ている人は若手俳優とよく芝居出てたし、今に始まった事ではないが、芝居よりテレビのほうが彼の繊細な演技が生きていると思いう。芝居だともっと目立つ演技の人が多いので。今更キャー言うテレビしか見ない人は遅いね。斎藤工同様。政次はいい男だったな。

ドラマで泣くことはほとんど無かったのに昨日の直虎は嗚咽押さえるのに必死だった。高橋一生さんが尊すぎて悲しい。

高橋一生良かったけど、柳楽優弥も好演してるし、これから出てくる菅田将暉も期待大。現場盛り上げってる感がはんぱないです。

涙なしでは見れなかった。 最期の愛の形。 息を呑みました。 高橋一生さん、お疲れ様でした。 素晴らしい演技見せてもらいました。

正次の最期の回。久しぶりに凄いものを見た。スタッフとキャストの、特に高橋一生さんの気合に圧倒されました。
ということで、最後のシーンがあまりにも残酷だったので、ネガティブな意見もあるかと思いきや、まったく見当たらず、残酷なシーンにもかかわらず、非常に考えさせられるシーンとなっていることに、多くの人が驚いていて、感動していました。
そして、やはり、高橋一生の演技を絶賛する声にあふれていました。
高橋一生は、オリコンの『2017年上半期にブレイクした俳優』で10代~50代の全ての層で1位となっていて、2位の阪口健太郎を大きく引き離しています。
(ちなみに、女優の1位は、吉岡里帆となっています)
今後、高橋一生は、少なくとも5年は、今回の大河ドラマ効果で安泰なのではないでしょうか?
新しいドラマや映画なども続々と出演が決まっているようなので、日本を代表する俳優として、これから成長していってほしいですね。
今後の『直虎』の視聴率はどうなる?
そんな高橋一生が出演しなくなってしまうと、さすがに視聴率は下がって行ってしまうのは間違いないと思われます。
今までの視聴率の推移は以下のようになっています。
第1話:16・9%、第2話:15・5%、第3話:14・3%、第4話:16・0%、第5話:16・0%、第6話:14・5%、第7話:12・9%、第8話:13・4%、第9話:14・0%、第10話:12・5%、第11話:13・7%、第12話:12・9%、第13話:13・1%、第14話:12・9%、第15話:14・4%、第16話:13・7%、第17話:11・0%、第18話:14・3%、第19話:13・9%、第20話:14・5%、第21話:13・2%、第22話:12・1%、第23話:12・3%、第24話:12・4%、第25話:12・3%、第26話:12・4%、第27話:12・4%、第28話:12・0%、第29話:11・9%、第30話:11・3%、第31話:10・6%、第32話:12・0%、第33話:12.4%
という状況です。
『おんな城主 直虎』は、大人気だった昨年の大河ドラマ『真田丸』の次の年ということで、嫌でも期待されてしまうという環境でした。
しかも、始まった当初から、『実は井伊直虎は男性だった』との説が有力となり、逆風が吹いていましたが、高橋一生の活躍もあり、視聴率は何とか10%台で踏みとどまっています。
ようやく下落傾向が止まってきたところなので、なんとか上昇傾向に戻り、少なくとも13%台での推移で年末まで行ければ良いのではないでしょうか?
ここからの上昇は、もちろん、今までも魅力的な演技をしている柳楽優弥、これから出てくる菅田将暉に期待はしながらも、主演である柴咲コウにもっと魅力的な演技をしてもらいたいと思います。
今回の小野政次の最期を描いたシーンは、大河ドラマの歴史の中でも名シーンとして語り継がれていくと言われています。
そんな名シーンの名を汚さないように、歴代最低視聴率(年間平均)の2015年『花燃ゆ』、2012年『平清盛』の12.0%は上回れるように、スタッフ・キャスト全員で頑張ってほしいですね!