安室奈美恵が来年2018年の9月16日に引退することを発表しましたね。
1年後なので、まだまだいろいろな場面で安室奈美恵の歌が聞けるとは思いますが、現時点で、引退理由を明確に発表していないことで、ファンだけでなくて、日本全国が気になってしまっています。
これは、あえて、『1年後の引退』を発表せざるをえない事情があったのは間違いなく、さらに、あえて明確な理由を言わずに発表せざるをえなかったのは間違いないと思われます。
それでは、なぜこのタイミングで、このような引退発表をしたのでしょうか?そして、引退後は何をすることになるのでしょうか?
引退の真相は宇多田ヒカルと同様の『人間活動』?
『引退』というと、スポーツ界は、ほとんどが体力・気力の限界でトップにいることができなくなっての引退がほとんどですが、音楽や映画・ドラマ等においては、あえて『引退』を発表する必要は実はありません。
というのも、どんなに年齢を重ねても、トップレベルでのパフォーマンスは難しいとしても、いつでも仕事をすることができ、収入も入ってくるからです。
バンドやグループも、『解散』を発表することはよくありますが、それぞれのメンバーが芸能界を『引退』を発表することはほとんどありません。
あの元SMAPの香取慎吾ですら、芸能界に疲れ切って嫌気がさしているとの噂もありましたが、結局は芸能界を引退しないことを自ら発表していました。
それだけ、芸能界というところは、一回、有名になってトップに立ってしまえば、いつでもその名前で仕事ができてお金を得ることができる魅力的な職業だとも言えるのではないでしょうか?
そんな中で、あえて安室奈美恵が引退を発表したのはなぜなのでしょうか?
これは、1つだけの理由ではないと思われます。
安室奈美恵というアーティストは、非常にストイックな完璧主義者で、自らのパフォーマンスが40代で落ちていってしまうことが許せなかったのではないかとも言われていますが、それもあるのではないかと思われます。
ライブ等でのトップレベルでのダンスパフォーマンスを40代になっても続けていくことへの不安感は少なからずあったのではないでしょうか?
40代は40代なりにライブをやっていけば良いのではという考えもありますが、そのような妥協をするのは本人が許せない気持ちがあったのではないかと思われます。
2つ目は、デビュー25周年&40歳&息子は来年20歳という節目を迎える中で、人生が一区切りついたという達成感があり、自分の人生を一度見つめ直したいと思ったのではないでしょうか?
宇多田ヒカルも、一時期、人間活動をするという理由で無期限休止をしていましたが、その6年後に復帰しました。
『こういう世界からとにかく離れたい。いったん止まろう』ということで、無期限休止に入り、完全に歌からは離れた生活を送っていたということです。
宇多田ヒカルのように、いったん音楽業界からは完全に離れたいという気持ちが強くなっているのではないでしょうか?そして、音楽業界に再度戻るかどうかもわからないので、それなら引退してしまおうということだったのではないでしょうか?
所属していたライジングプロとの確執というのも取り沙汰されていますが、そのようなしがらみに疲れ切ってしまったことも、いったん音楽業界から離れたいという気持ちにつながっているのではないかと予想されます。
引退後は何をするのか?
宇多田ヒカルの場合は、習いたかった語学の勉強をしたり、図書館に入り浸ってアフリカ語の文献をあさる等、自分がやりたいことをたくさんやり、青春っぽいものも経験したということです。
安室奈美恵も、この25年間、音楽活動ばかりで、自分の好きなことがほとんどできない人生だったのではないかと予想されます。
元々、ファッションには非常に興味があって、私服なども独自のファッションセンスでいろいろな服を着ているのは有名ですし、ファッションの勉強をして、ファッションブランドを起ち上げるというようなこともありえるのではないかと予想されます。
そして、そのような自分のやりたい活動をしながら、いずれ音楽への熱が戻り、事務所との確執も過ぎ去った頃に、また復帰することもありえるのではないでしょうか?
復帰するとした場合、宇多田ヒカルのように6年後くらいになるのではないかと予想します。
10年後だと50歳なのでさすがに体力的にも厳しくなってきますし、46歳であれば、まだまだ音楽活動をするには適した年齢だと思われるからです。
来月に新曲が発表されたり、11月にベストアルバムが出たり、紅白歌合戦に出るかどうか等、しばらく安室奈美恵から目が離せませんね。