追い風参考記録として100メートル9秒台を出した選手が、また日本人に出てきましたね!
関西学院大学の多田修平(20)選手です。
追い風4.5メートルの参考記録ということですが、日本国内では初の9秒台ということで、一躍、有名人の仲間入りとなりましたね。
今、日本人初の9秒台に最も近いと言われているのは、この多田修平選手含めて4人に絞られてきた。
本命はケンブリッジ飛鳥(24)、桐生祥秀(21)と言われてますが、最近、飯塚翔太(25)も好記録を出しており、争いが激化しています。
はたして誰が最初に公式記録で9秒台を出すことになるのでしょうか?
そして、初の9秒台を出すことによって、人生にはどのような影響があるのでしょうか?
日本人初9秒台は多田修平か?
私の予想では、日本人初の9秒台を出せるのは、今までずーっと惜しい成績を出してきたケンブリッジ飛鳥でもなく、桐生祥秀でもなく、そして好調な飯塚翔太でもなく、突然現れた新星『多田修平』と予想します。
それはなぜでしょうか?
まず、ケンブリッジ飛鳥も桐生祥秀も、いつも期待されていて結局は9秒台を出すことができていません。
つまり、9秒台を意識しすぎるあまり、身体も硬くなり、力みが入ってしまうため、最後の伸びに影響してしまい、最後の最後でうまく行かないのだと思います。
100メートルというのは、瞬発力のスポーツに思われますが、それよりも精神のスポーツと言われています。
日本で唯一の陸上競技100メートル200メートルマインドコーチである森昇氏によると、100メートル9秒台を出せないのは、そこにゴールを設定しているから、それが壁となってしまうということです。
つまり、
『9秒台を出すということが「通過点」となるようなゴールをもう一度再設定する必要がある』
ということです。
おそらく、ケンブリッジ飛鳥も桐生祥秀も『9秒台』と騒がれ始めて以来、ずーっとそこを意識しすぎてきたため、壁は非常に高くなってしまっていると予想されます。
逆に、多田修平は、今までまったく騒がれてこなかったので、自分自身が9秒台を出すということを大きく意識していないはずで、この上り調子の時に、あと数か月以内で、9秒台を更新してしまう可能性が高いのではないかと予想されます。
メンタル面でいえば、ケンブリッジ飛鳥や桐生祥秀よりも、飯塚翔太のほうがまだ9秒台の可能性が高いのではないでしょうか?
多田修平選手は、爽やかでイケメン、そして関西学院大学という優秀な名門大学ということで、今後、大スターとなる可能性もある逸材です。
今後、いろいろなメディアで取り上げられることになると思いますが、是非、注目したいですね!
日本人初の9秒台を出したら人生はどう変わる?
日本人初の9秒台は、日本陸上界にとっては夢であり、これを初めて破った選手は、一生、『日本人初の9秒台の〇〇さん』という肩書きで生きていけることになります。
それは、どの程度のすごいことなのでしょうか?
野球界でいえば野茂英雄、イチロー、サッカー界でいえば三浦知良、中田英寿、水泳界では北島康介と並ぶほどの栄誉ということになります。
逆にいうと、それを取れなかった他選手は、せいぜい、
『100メートルのファイナリスト』、『100メートルリレーのメダリスト』
等の肩書きしかありません。
このスポーツ界の肩書きというのは、その後のメディア出演、イベント出演、講演活動など、引退後のすべての活動にも大きな影響がありますし、プライベートでも、多くの人から尊敬の目をもたれて生きていくということになります。
そう考えると、この『日本人初の9秒台』をめぐる争いから目が離せませんね!