ついに、サッカーのロシアワールドカップ2018アジア最終予選の大一番が近づいてきましたね。
泣いても笑っても、あと2試合。
しかも、両試合とも、永遠のライバルとも言えるオーストラリアとサウジアラビアで、これはサッカーファンにとっては絶対に見逃せない試合となりそうですね。
私も、会社から早く帰って、両親と一緒にじっくり観たいなと思っています。
日程は、
8月31日(木): オーストラリア戦 @埼玉
9月5日(火): サウジアラビア戦 @ジッタ
ということで、もう1週間もすれば、ワールドカップ出場が決まっているかもしれないと思うと、本当にワクワクしますね。
ただ、現在、日本代表は、勝ち点17で、グループBのトップに立っているので、街の中では、
『このまま少なくとも2位以上になってワールドカップには出場できるのではないか』
という安心感があり、メディアでもあまり盛り上がっていません。
はたして、このまま順当にワールドカップ予選を突破できるのでしょうか?
オーストラリアにはワールドカップ関連試合では勝てない?
オーストラリアに対しての対戦成績は、
過去の全試合: 8勝 9分 6敗
となっており、勝つ確率は34%、負ける確率は26%となります。
ただ、問題なのは、ここからです。
ワールドカップ本大会: 0勝0分1敗
ワールドカップ予選: 0勝5分2敗
ということで、ワールドカップ関連の試合では大きく負け越しており、1回も勝てていないのです。
つまり、日本が勝っていた試合というのは、アジアカップや親善試合(キリンカップなど)のような、ワールドカップとは関係のない試合だけであり、ワールドカップに関係している試合では、まだ1回も勝てていないということです。
では、サウジアラビアとはどうでしょうか?
過去の全試合: 8勝 1分 3敗
となっており、勝つ確率は66%、負ける確率は25%となります。
ただ、ワールドカップ関連では、
ワールドカップ本大会: 対戦なし
ワールドカップ予選: 1勝1分0敗
ということで、ほとんど対戦がなく、5分5分と言えるのではないでしょうか?
しかも、今回のサウジアラビア戦は、非常に暑い中東でのアウェイでの戦いとなり、圧倒的にサウジアラビアが有利と言えます。
オーストラリア戦、サウジアラビア戦で、どちらかに勝てばワールドカップ進出となりますが、実はかなり厳しい状況であるということが言えると思います。
もちろん、グループBの3位になったとしても、その後にはプレーオフで出場のチャンスは残されていますが、そこでも厳しい戦いが待っているので、なんとしてでも、2位以上を決めたいところです。
なぜワールドカップ関連試合では弱くなる?
これは、たんなるデータだけの話ではないと思われます。
ワールドカップとなると、対戦国は、本気になって日本を研究して、対策を打ってきます。
日本は、研究されると、いつも選手たちが口を揃えて言う『自分たちのサッカー』とやらができなくなってしまうというか弱さがあります。
これは、日本人の性格の特徴でもある、
『決められたことは繰り返しできるものの、臨機応変な対応(アドリブ)が苦手で、弱気になってしまい、結果を出せない』
というところから来るのではないでしょうか?
オーストラリア戦での引き分け以下で解任も噂されるハリルホジッチ監督に今必要なのは、
『相手が研究しつくして対策を打ってきた時や、突然なにか奇策を仕掛けられた時を想定して、シミュレーションをしておくことと、万が一、想像もしないことが発生しても動揺しないように、監督・スタッフや選手全員がメンタル面をコントロールする訓練をしておくということ』
ではないかと予想されます。
いずれにしても、来週、再来週のサッカー日本代表から目が離せませんね!